ドライキャットフードの与え方

ドライキャットフードは猫の成長に必要不可欠なキャットフードですが、その与え方のポイントは大きく2つにわかれます。
それは「与える時期」と「与える量」です。
この2つの観点から、ドライキャットフードの与え方について詳しく解説していきます。

ドライキャットフードを与える時期について

猫は子猫から成猫を経て老猫へと成長していきます。特にその中でも子猫の時期は人間と同様に短い間に与える食事の内容が変化します。ドライキャットフードへの切り替えはいつ頃行うのが適切なのでしょうか。

子猫の歯の成長過程

まず、子猫の歯の成長過程から、いつ頃ドライキャットフードを与えればよいかのポイントを見ていきます。
猫は生まれてから1週間ほどで目が開き始め、生後2週間から3週間の時期に乳歯が生え始めます。そして更に1週間ほど経過した生後1ヶ月頃には乳歯が生え揃います。
ここが1つのポイントで、乳歯が生える頃から離乳が始まるといわれています。
その後、生後100日前後から「歯牙脱換期」という、乳歯から永久歯に変わる時期に入り始め、生後4ヶ月にもなると全ての歯が永久歯となります。
この頃には食事はドライキャットフードへの切り替えが行われていることが理想的です。

ドライキャットフードへの移行

但し、永久歯が生える頃にドライキャットフードに急に切り替えるわけではありません。ミルクから離乳し、ドライキャットフードへ切り替わるまでをもう少し細かく見ていきます。
最初のポイントである乳歯が生え揃う時期から離乳食が始まりますが、乳歯が生え揃った後の生後1ヶ月半あたりから徐々にウェットキャットフードにドライキャットフードを混ぜたり、ドライキャットフードをふやかしたりして与え始めます。この頃は顎を使って食事をするように促さないと顎の力が弱いまま成長してしまう可能性があるため、重要です。
その後永久歯が生え揃う4ヶ月までの間にドライキャットフードの割合を増やしていき、永久歯が生え揃った後は成猫用のドライキャットフードに全て切り替えが完了するようにします。
その後は老猫になって食欲が落ちない限りは、ドライキャットフードをメインに与え続けて特に問題はありません。

適切な食事の量と回数について

では、次はドライキャットフードの適切な量と与える食事の回数について記載していきます。

食事の量は体重から計算する

基本的な考え方として、猫の体重から1日に必要なカロリーを計算し、カロリーを量に換算することで食事の量が決まります。その目安としては、子猫が体重1kg当たり100~200kcal、成猫70~80kcal、老猫が60kcalです。
例えば100g300kcalのキャットフードを4kgの成猫に与える場合、まず1日に必要なカロリーが280~320kcalと計算されますので、グラム換算すると100g前後の量が適切と判断できます。この計算は大抵キャットフードのパッケージ裏にも記載されていますので、確認しましょう。
もちろんこの目安は猫の体質や運動量など様々な要素によって異なりますので、その猫に合わせた量を見極めていくことも重要です。

食事の回数は成長期で変わる

そして次は食事の回数です。回数は一般的には子猫と老猫が3回から4回、成猫が2回から3回を目安にします。この回数と先ほど計算した量から1回当たりの食事量を計算して、できれば決まった時間に決まった量を与えてあげるのが理想的です。
習慣化することで食べる量が多いか少ないかを把握することができるため、少しの体調の変化にも気づきやすくなります。

もし食事の与えすぎで太ってしまった場合は、食事の回数を増やしながら量を少しずつ減らして与えてあげることが効果的であるといわれています。

まとめ

ドライキャットフードの与え方について、その時期と量についてまとめました。
特に子猫の時期は体調を崩しやすいので、食事の回数とドライキャットフードへの移行についてはより気をつけなければいけません。
与える量については、ついつい目分量で与えてしまいがちですが、健康維持のために、可能であれば決まった量を測って与えてあげた方がよいでしょう。