セミモイストタイプのキャットフード

セミモイストタイプとは?

セミモイストフードは水分含有量が25%~35%程度のものが一般的です。因みに、ドライフードが10%以下、ウエットフードが70%以上なので、ちょうど両者の中間に位置するタイプです。その多くは、ドライフードと同じように肉や魚、穀物など様々な原材料を配合して粉末の状態にしてから、加熱、加圧、乾燥、冷却をして成型しています。セミモイストフードはこの過程の乾燥を省くので、ドライフードより水分が多く残ることになります。

セミモイストタイプの良い点

ウエットフードほどではないですが、ある程度の水分を含んでいるので、ドライフードをメインに食事をさせている場合よりは、水分を摂っているかいないかという管理が飼い主さんは楽になりますし、水分を摂るのが苦手な猫には向いています。ドライフードに比べて、柔らかく、且つ適度な食感も残っているので、歯や顎が弱い猫や、病気や怪我で食事が摂りづらい時などに潰して小さくして与えるのもいいでしょう。また、開封後も冷蔵庫で2週間程度は保存できるものが多いので、1回使い切りのウエットフードよりは管理が楽です。
このようにドライとウエットの両方の弱いところを補っているのがセミモイストタイプのフードです。

セミモイストタイプの気をつける点

とても使い勝手がいいような印象のセミモイストタイプですが、実は市販されている種類は多くなくて、選択肢も多くありません。
需要と供給のバランスの悪さからなのか、価格が高めというのも理由の一つかもしれませんが、
一番は、水分をそれなりしっかりと含んでいるので、品質保持の為に、保存剤や保湿剤やpH調整剤などの添加物が多く使用されているからでしょう。2009年に施行された、ペットフード安全法で添加物やその内容、使用量等が規制されるようになってはいますが、有害な添加物を使用したものや、粗悪な原材料のものが出回るなどという事もあるので、添加物や内容には、十分に注意をすることが必要です。

おわりに

意外と利便性が高いので、今後、セミモイストタイプを試してみたいと考えているのであれば、他のタイプのフードと同様に、ペットショップや獣医さんへの相談や事前の情報収集をしましょう。規制された保存料を使用していないか、安価で粗悪な素材を使用していないかなどをしっかりとチェックしてください。
その上で、愛猫の年齢や状態にみあったセミモイストフードを選んで、適量をあたえるようにしましょう。

【参考文献】
モイストタイプとは?
http://www.aaronjae.com/moisuto.html